海外からAirの自社混載で輸入をする際に、
海外現地からSelling rateを求められます。
そもそもselling rateとはなんでしょうか?
現地は何故selling rateが必要なのでしょうか、仕組みや理由が知りたいです。
また、その際にProfit shareも求められるのですが、selling rateと同様に回答いただければ幸いです。
飯野 慎哉 回答しました 2023年3月24日
ご質問ありがとうございます。
Selling Rateとは売値のことを言います。逆に仕入れ値はNet Rateです。
御社がフォワーダーの立場と推測してお答えいたしますと、海外の現地代理店にSelling Rateを連絡するのはProfit Shareの金額を決めるためです。
主にFOB案件で確認することになります。
例えば、
POL: BKK
POD: NRT
Term: FOB
W/M: 1,000kg
Net Rate: USD 30/kg
Selling Rate: USD 35/kg
という条件で輸入者に提案する時に利益はUSD 5,000となり、その半額(USD2,500)を海外の代理店にProfit Shareするのが一般的です。
とはいえ、Profit Shareの取り決めは代理店ごとによってことなりますので、上記は一般的な取り決めの例としてご紹介となります。
どうぞよろしくお願い致します。
飯野 慎哉 公開状態を変更しました 2023年3月24日